Makehumanは精巧に作られていまして、顔の中の歯や歯茎、舌もポリゴンで再現されています。
しかしながら、顔のアニメーションとかをしないかぎり、必要ない事が多いです。
Makehumanのモデル全体では2万7千ポリゴンぐらいなのですが、この顔の中身だけで、7千ポリゴンも占めています。
無駄に容量食いますし、UVフェースで邪魔になりそうですので、必要ない場合、取り除いた方がいいです。
そのうちバージョンが上がれば、オプションが付いたり、あるいはColladaでExportしたモデルとかですとグループで選択できそうな気もしますが
ここでは、Blenderを操作して取り除く方法を説明したいと思います。
操作方法
ObjectモードにてMakehumanモデルを選択する
タブキーあるいは、左下のプルダウンメニューにて、Editモードに切り替える。
前選択は、Aキーあるいは、Selectメニューよりselect/deselect allを選ぶ
顔を横向きにする
マウスのホイールでズーム
中央クリックを押したまま、ドラッグで回転
シフトキーを押しながら、中央クリックを押したままで、上下移動
不可視を選択可能にする
Blenderはデフォルトでは見えていない部分は選択できません。(普通、そうでないと不便ですよね。)
ツールバーの所から、Limit Selection Visibleがチェックされているのを、もう1度押して無効にします。
すると、反対側や中身が透けて見えます。
中身の部分を選択する
Bキー あるいは、メニューのSelectよりBorder Selectを選ぶ
十字画面が出てくるので、範囲開始位置までマウスを動かして、左マウスをドラッグして範囲を作成します。
(中央マウスドラッグで範囲を作ると選択解除・右マウスクリックで終了になります)
表面を選択から外す
今度は、Limit Selection VisibleをOnにします。すると、不要な選択部分だけ表示されます。
Cキー あるいは、Circle Selectで、サークルセレクトにします。
中央クリックドラッグで選択範囲を外します。(左マウスクリックは選択・右マウスクリックは終了になります)
マウスホイールで範囲が広がります。反対側などを、モデルを回転させて、確認して選択から外していきます。
選択範囲を別オブジェクトにする
Pキーを押して、Separate Selectionを選びます。
完成
これで無事に中身が取り出せました。多少ゴミが残ってる場合もありますが、同じ事を繰り返したり、ズームで表示して、選択するなどすれば綺麗になります。